医進・サイエンスコース

“本物”に触れ“本物”になる。

医進・サイエンスコースでは、医学やサイエンスへの興味を軸に、本質を捉えたカリキュラムを展開します。

6年間を通して、国内外の医系・理系大学への進学を可能にする実力を身につけながら、医師、研究者として必要なマインドを育成します。授業、研究活動、中高大・産学連携の3本柱を特徴とし、これらを支えるツールとして英語教育、ICT 教育にも積極的に取り組んでいます。

医進・サイエンスコース

それぞれの発達段階に応じた3段階のステージ

6年間を2年ずつ、3段階のステージとして捉え、それぞれの発達段階に応じた教育活動を展開していきます。

医進・サイエンスコース

未知なる問題にアプローチする術を学ぶ

医進・サイエンスコースでは6年間を通して研究活動に取り組みます。中学段階では「理数研究」として授業の中で、高校からは任意の活動として本格的な研究を進めていきます。

研究活動では、未知なる問題にアプローチする術を学び、医師・研究者として必要な科学的視点・思考法・マインドを養います。何か一つを追究するという経験が、将来科学者として学術研究を進めていくためにも、また医療やものづくりなど専門的な技術者として社会貢献を果たすためにも大いに役立ちます。

医進・サイエンスコースのカリキュラム

研究活動における3段階のステージ

『知る』

自己の興味・関心に基づいたテーマを探します。「知りたい」と感じる内発的な知的好奇心を原動力として、誰も思いつかないような独創性のある研究に取り組みます。表面的に感じた「楽しさ (fun)」から、追究をし続ける中で辿りつく、より広い世界の「おもしろさ (amazing/interesting)」を知ることができます。一方で、新たな課題に気づき、その先へ進もうとする強い意志が芽生えます。

『進む』

世界でだれも辿りついていない、新しい科学の世界を創造できるテーマを探します。研究者と同様に科学と向き合い、先人たちが積み上げてきた知見を紐解きながら、世界を見据えた新規性を考えます。最新かつ信憑性の高い情報を得るために Web から情報を収集し、 それを吟味する力が必要になります。そして辿りついた新規性のあるテーマを遂行するために、中高の枠にとらわれない高い専門知識・技術を身につけようとする姿勢が生まれます。

『拡げる』

6年間の集大成として、また、研究成果を社会に還元するために、論文として成果をまとめます。科学の世界を知り、進んで辿りついた科学的知見の一つを自分自身が作るべく、学会で発表し、権威ある科学誌に投稿することを目標とします。

医進・サイエンスコースの学び・医学
医進・サイエンスコースの学び・研究
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医進・サイエンスコースの教育環境

2011年4月には第2新校舎の完成と同時に2つの新しいサイエンスラボが完成しました。すでにある第1新校舎のサイエンスラボと合わせて、6階は化学・生物・物理専門の3つのサイエンスラボが並ぶ「サイエンス・ストリート」となりました。最先端の機器、設備を完備した環境で生徒たちは実験授業だけでなく、放課後や土曜日を活用してそれぞれの研究活動に取り組むことが可能です。

ドラフトチャンバー、クリーンベンチなどを完備したサイエンスラボ1の360°ビュー

サイエンスラボ

サーマルサイクラー
サーマルサイクラー
クリオスタット
クリオスタット
蛍光実体顕微鏡
蛍光実体顕微鏡
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