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2020年度シラバストップ > 高Ⅲ年1組 > 地歴・公民 > 世界史B

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
地歴・公民
世界史B
高Ⅲ年1組
週6時間
必修選択
古屋・沖

到達目標



高校3学年時にセンターレベルの実力をつけるのはもちろん、国立受験(論述問題)にも対応できる知識・実力へ仕上げていく。総合的に大学受験で通用する受験世界史の「知識」を身につける。
まためまぐるしく移り変わる現在の世相を、多角的に捉える視点を各国、各時代の世界史を学ぶことで養う。
「社会に貢献できる力」の育成を目指し、単なる知識のみならず、様々な思考を生み出すデータベースとして世界史の知識を学ぶ。

[中期] 世界史の通史を学習し、受験に対応できる知識を身につける。
    思考の第一段階を養う(原因→結果→影響を常に意識して授業に臨む)
[長期] 高校2学年で学習した内容を踏まえて、模擬テスト等で得点できる実力を養う。
    学習した内容をベースに、自身の考えを持つ、述べる姿勢を持つ。

授業の進め方・学習方法


地域ごと(ヨーロッパ・アジア・アメリカ等)の通史を通じて、各国の歴史・文化・他国との関係を理解していく。また地域ごとの特徴を理解するために資料やオリジナルプリントなどでフォローする。原則として講義の形式をとる。
知識を問う分野と関心を高める分野を整理しながら授業を展開し、受験レベルとして必要な内容を身につけていく。【講義】を受けたのち、適度な【演習】を繰り返すことで知識は定着する。決して受講したままにしない心がけが必要となる。授業時に適宜実施予定の確認テストでの語句定着をはかることもある。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期

1)明・清帝国の成立 

●近代の成立

1)ルネサンスと大航海時代
2)宗教改革と反宗教改革
3)集権国家体制の成立
4)16世紀から18世紀の国際関係史
5)立憲王政への道(イギリス史)
6)産業革命
7)アメリカ独立革命と発展
1学期中間試験
1学期

〈第11章 欧米における近代社会の成長〉

1) 16世紀から18世紀の国際関係史
2) 立憲王政への道(イギリス史)
3) 産業革命
4) アメリカ独立革命と発展
5) フランス革命とナポレオン
1学期末試験


学期
学習内容
2学期

〈第12章 欧米における近代国民国家の発展〉
 1 ウィーン体制とその動揺
 2 ヨーロッパの再編
 3 アメリカ合衆国の発展
 4 19世紀欧米の文化

〈第13章 アジア諸地域の動揺〉
 1 オスマン帝国支配の動揺とアラブの目覚め
  2 南アジア・東南アジアの植民地化
 3 東アジアの激動


〈第14章 帝国主義とアジアの民族運動〉
 1 帝国主義と列強の展開
 2 世界分割と列強対立
 3 アジア諸国の改革と民族運動

〈第15章 2つの世界大戦〉
 1 第一次世界大戦とロシア革命
 2 ヴェルサイユ体制下の欧米諸国
 3 アジア・アフリカ民族主義の進展
 4 世界恐慌とファシズム諸国の侵略
2学期中間試験
2学期

第15章 二つの世界大戦〉
 5 第二次世界大戦

〈第16章 冷戦と第三世界の自立〉
 1 東西対立の始まりとアジア諸地域の自立
 2 冷戦構造と日本・ヨーロッパの復興 
 3 第三世界の自立と危機
 4 米・ソ両大国の動揺と国際経済の危機

〈第17章 現代の世界〉
 1 冷戦の解消と世界の多極化
 2 社会主義世界の解体と変容
 3 第三世界の多元化と地域紛争
2学期末試験


学期
学習内容
3学期

授業を実施しない
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験の結果を中心に、授業への取り組みや宿題の提出状況、小テスト・課題テストの結果などを加味する
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
詳説 世界史B
山川出版社
世B016

参考書
書名
著者
出版社
コード
備考
ニューステージ世界史詳覧
浜島書店
浜島書店

参考サイト
サイト名
URL
目で見る世界史

担当者からのアドバイス


授業を集中して聞いて下さい。高校3学年の世界史は現代史が大きなメインテーマです。細かな知識を詰めていくこととなりますが、まずは複雑な現代史の大枠(動き、流れ)を捉えることが最優先でしょう。世界史学習のすでに最終段階に入っている皆さんには知識の習得と並行して確認テストを適宜行います。教科書・資料集は参考書として位置づけていきます。最後に世界史は「一般教養」として習得するのだと考えてください。