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2020年度シラバストップ > 高Ⅰ年2組 > 地歴・公民 > 現代社会

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
地歴・公民
現代社会
高Ⅰ年2組
週2時間
町田

到達目標


1:青年期における自己形成と人間としての在り方生き方について理解と思索を深めさせるとともに,自己の確立を促し,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
2:民主主義の本質に関する理解を深め,現代における政治,経済,国際関係などについて客観的に理解できるようになる。
3:多角的・多面的なものの見方を身につけるとともに,現代の諸課題について主体的に考察し、公正に判断できる力を養い,主権者としての自覚を深め、良識ある公民として必要な能力と態度を身につける。
4:大学受験における政治経済、倫理、現代社会などの公民系科目や小論文などにおいて必要とされる基礎的知識、教養を身につける。

授業の進め方・学習方法


①予習は特に必要ない。講義を真剣に聞き、授業内で理解すること。わからないことは自ら調べ、不明点は残さないようにしよう。
②授業では、講義だけでなく、グループ活動や意見を書かせる活動などを行う。受動的な姿勢で授業を聞き流すのではなく、自ら授業に参加すること。
③定期考査では、単純な知識事項だけでなく、思考力、記述力を問う問題を出題する。単なる暗記にとどまらず、自分で内容を語れるようにしていこう。定期試験では時事問題も出題する。日頃からニュースに関心を持つようにしよう。
④授業や長期休暇で課す課題やレポートは、自分自身の考えや意見を表す機会となるため、しっかりと取り組むこと。
⑤授業では、定期的にディベートを行う予定である。その準備と、試合内容、および観戦内容は平常点で評価する。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
第1章 青年期と自己形成
①生涯における青年期の意義
②青年期と自己形成の課題
③職業生活と社会参加
④現代社会と青年の生き方


第2章 日本国憲法と国民生活
①地方自治の仕組み
 ・地方自治の本旨
 ・行政委員会
 ・直接請求権
②現代の地方自治
 ・地方公共団体の財源
 ・地方分権一括法の施行
 ・三位一体の改革
1学期中間試験は実施しない
1学期
第2章 日本国憲法と国民生活
③選挙と政党
 ・選挙制度の仕組み
 ・戦後の政党系譜
 ・主権者教育
④政治参加と世論
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第3章 現代の経済社会と政府の役割
①株の力
 ・株式会社制度と株の意義
 ・広告の仕組み
 ・プレゼンテーション

第3章 現代の経済社会と政府の役割
②労働問題と雇用
 ・世界と日本の労働運動
 ・労働基本権と労働3法
 ・労働市場の変化
 ・現代の労働問題
 ・男女の平等
 ・格差問題
2学期中間試験は実施しない
2学期
第3章 現代の経済社会と政府の役割
③社会保障
 ・社会保障制度の発展
 ・社会保険
 ・社会福祉と公的扶助、公衆衛生
 ・社会保障制度の問題点
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
第4章 国際経済の動向
①国際経済のしくみ
 ・比較生産費説
 ・国際収支
 ・外国為替
②国際経済体制の変化
 ・国際金融体制
 ・国際貿易体制
③金融のグローバル化と世界金融危機
④地域経済統合と新興国
 ・欧州連合と地域的経済統合
 ・FTAとEPA
⑤ODAと経済協力
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
授業で学んだことを通じて、レポートを作成し、デイスカッションやプレゼンテーションを行っていく予定である。それらにより平常点の部分を評価する。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
高校現代社会
実教出版
現社302
最新図説 現社
浜島書店

参考書
書名
著者
出版社
コード
備考
用語集 現代社会+政治・経済 '20-'21年版
清水書院

参考サイト
サイト名
URL
NHK for Schoolリンク集(第一学習社)
10min.ボックス 公民
クローズアップ現代+

担当者からのアドバイス


現代社会は、身の回りの事象が多く、日々、新聞やテレビなどのニュースで取り上げられる内容も多い。そのため、いかに日常生活のなかでアンテナを張っているかが大切である。授業で学習した内容を、まさに「現代社会」と結びつけて、さまざまなことに興味をもってほしいと考えている。関心を高めながら、受験レベルとしても使える深い知識を身につけてもらいたい。通常の授業を興味・関心をもって、積極的に参加することが最も重要。定期テストは「授業」を中心に出題するが、教科書や資料集も必要に応じて学習の指示をする。