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2020年度シラバストップ > 中Ⅱ年2組 > 理科 > 理科第1分野

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
理科第1分野
中Ⅱ年2組
週2時間
河野

到達目標


高等学校で扱う基本的な理論化学をもとに、中学校で扱う「化学」に関連する現象の本質を正しく理解する。また、化学式や化学反応式の書き方を習得し、さらに物質量の概念に基づく種々の化学反応の定量的な議論ができるようになる。

授業の進め方・学習方法


教科書、板書、プリント、ICT機器などを活用します。ノートまたはプリント、教科書、PCは必ず持参してください。授業は1年間を通して化学分野となります。もし、「授業が難しい!進度が速い!」と感じた生徒は、スタディサプリを使った予習・復習も効果的です。また、クラスメイトと教え合うことでお互いの理解が深まります。次の授業が始まるまでに前回までの「わからないところ」を残さない姿勢を貫きましょう。やや難易度の高い内容を扱うこともありますが、予習・復習をきちんと行えば大丈夫です。

※定期試験にむけて
知識の暗記やパターン問題の機械的習得に走らないようにしましょう。一つ一つの疑問をていねいに解決させ、自分の言葉で用語や式の説明ができるようになりましょう。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
[系統的に学ぶ中学化学(文理)]
第6章 化学変化とイオン(中学校1年生の復習)
 第2節 電子配置とイオン
  原子の構造
  電子配置とイオンの生成
  イオン結合とイオン化合物
  電離と化学式の書き方
  イオン結合以外の化学結合

第5章 物質の化学変化
 第2節 いろいろな化学変化
    (授業で学習した化学反応式の書き方を中心に。)

 第4節 相対質量、原子量、物質量

<定期試験範囲のまとめ>
中学1年の復習(原子の構造、電子配置、イオンの生成、イオン結合、共有結合、金属結合)、化学反応式、相対質量、原子量、物質量
(+理科実験の学習内容) 
※授業で扱った内容とその関連事項
1学期中間試験
1学期
[系統的に学ぶ中学化学(文理)]
第5章 物質の化学変化[続き]
 第4節 化学変化と量の関係

※この単元で有効数字の扱い方を学習します。

<定期試験範囲のまとめ>
化学反応と量的関係、1学期中間試験の範囲
(+理科実験の学習内容) 
※授業で扱った内容とその関連事項
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
[系統的に学ぶ中学化学(文理)]
第6章 化学変化とイオン
 第1節 電解質と非電解質
 第6節 酸とアルカリ
 第7節 中和と塩

<定期試験範囲のまとめ>
電離、電解質と非電解質、酸と塩基の定義、中和反応式と量的関係
(+理科実験の学習内容) 
※授業で扱った内容とその関連事項
2学期中間試験
2学期
[系統的に学ぶ中学化学(文理)]
第6章 化学変化とイオン
 酸化還元の基礎(教科書範囲外)
 第4節 イオン化傾向

<定期試験範囲のまとめ>
酸化・還元の定義、酸化数、電子を用いたイオン反応式、金属のイオン化傾向
(+理科実験の学習内容)、2学期中間試験の範囲
※授業で扱った内容とその関連事項
2学期末試験


学期
学習内容
3学期

[系統的に学ぶ中学化学(文理)]
第6章 化学変化とイオン
 ・第5節 電池
 ・第3節 電気分解

<定期試験範囲のまとめ>
ボルタ電池、ダニエル電池、その他の化学電池、電気分解
(+理科実験の学習内容) 
※授業で扱った内容とその関連事項
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
授業内で扱った内容の基礎事項の確認とともに、本質的な内容理解を問う問題を多く出題します。暗記などに走らず、一つ一つの内容をどこまでも自分自身が納得いくまで理解しましょう。なお、期末試験では中間試験の範囲も出題し、学年末試験では、1・2学期の内容も出題します。

「理科」の評価は、
理科第1分野第2分野を合算した点数をもとに算出されます。
「理科実験」の評価は「理科」とは別に、レポートの質や実験への取り組み等でつけられます。
これらの評価をもとに、年度末には「理科」としての成績が算出されます。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
未来へ広がるサイエンス
啓林館
啓林館 61
系統的に学ぶ中学化学
文理
系統的に学ぶ中学化学・問題集
文理

担当者からのアドバイス


一つ一つの物質の性質や化学反応の本質を紐解き、「化学」という学問の奥深さを知り、一緒にその感動を分かち合いましょう。どこまでも深く理解しようとする姿勢があれば、絶対に「化学は楽しい!」、「化学はすごい!」と思えるはずです。