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2021年度シラバストップ > 高Ⅲ年3組 > 地歴・公民 > 現代社会演習

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
地歴・公民
現代社会演習
高Ⅲ年3組
週3時間
選択
島本

到達目標


1.現代における政治、経済、国際関係などについて基本的事項を説明できるようになる。また、そうした知識を活用して、社会事象を多角的・多面的な観点から考察できるようになる。
2.青年期における自己形成と人間としての在り方生き方について理解と思索を深めさせるとともに、他者と共に生きる主体としての自己の確立を促し、良識ある公民として必要な能力と態度を育む。
3.大学入学共通テスト「現代社会」において志望校入学が実現できるだけの得点が取れるような学力を身につける。

授業の進め方・学習方法


授業スケジュールに沿って、通常の講義形式をとっていきます。
各単元の終わりにはセンター試験の過去問や大学共通テストの施行調査問題を利用した問題演習や、小テストなどを随時実施します。授業内の問題演習では、各単元のポイントとなる問題を取扱い、なぜその答えが導き出せるのかを解説していきます。積極的にメモを取り、知識の習得に努めてください。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
第3章 現代の国家と民主政治
 1.人権保障の発展と現代社会
 2.国民主権と民主政治の発展

第4章 日本国憲法と国民生活
 1.日本国憲法の成立
 2.平和主義と日本の安全
 3.基本的人権の保障
 4.人権の広がり
1学期中間試験
1学期
 5.政治機構と国民生活
 6.人権保障と裁判所
 7.地方自治
 8.選挙と政党
 9.政治参加と世論

第5章 国際経済の動向
 1.国際社会における政治と法
 2.国家安全保障と国際連合
 3.冷戦期の脅威と冷戦後の脅威
 4.軍備競争と軍備縮小
 5.異なる人種・民族との共存
 6.国際社会と日本

夏期講習は高1現代社会の復習として、
第1章 青年期の自己形成、第3章 地方自治、選挙と政党、政治参加と世論
を学習予定。
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第6章 現代の経済社会と政府の役割
 1.経済社会の形成と変容
 2.市場のしくみ
 3.現代の企業
 4.経済成長と景気変動
 5.金融機関の働き
 6.政府の役割と財政・租税

第7章 経済活動のあり方と国民福祉 
 1.日本経済の歩みと近年の課題
 2.中小企業と農業
 3.公害防止と環境保全
 4.消費者問題
 5.労働問題と雇用
 6.社会保障
2学期中間試験
2学期
第8章 国際経済の動向
 1.国際経済のしくみ
 2.国際経済体制の変化
 3.金融のグローバル化と世界金融危機
 4.地域経済統合と新興国
 5.ODAと経済協力

第2章 他者と共に生きる倫理
 1.ギリシアの思想
 2.宗教の教え
 3.人間の尊重
 4.人間の自由
 5.個人と社会
 6.人間性の回復
 7.人間への新たな問い
 8.日本の伝統思想と外来文化の受容

11月から12月にかけては直前演習として共通テスト型の問題演習を実施する予定です。
学年末試験


学期
学習内容
3学期
3学期末試験は実施しない

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験の結果を中心に、授業への取り組みや宿題の提出状況、小テスト・課題テストの結果などを加味して評価する。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
オリジナルテキスト
最新図説 現社
浜島書店
実践!ノート型問題集 ステップアップ 現代社会
第一学習社

参考書
書名
著者
出版社
コード
備考
山川一問一答現代社会
現代社会用語問題研究会
山川出版社
現代社会用語集 第2版
現代社会教科書研究会
山川出版社

担当者からのアドバイス


大学入学共通テストでは、「知識」はもちろん、「思考力・判断力・表現力」が重視されています。日ごろから社会事象について「なぜ?」「どうなった?」などといった疑問を持ち、その背景や結果に興味・関心を抱くことが、思考力を伸ばす訓練となります。
この授業では、そうした思考のベースになる知識を習得することを企図しています。授業においては知識を体系的に理解することに注力してください。「体系的に理解する」とは、事象の「概要」、「背景」、「対立」、「結果」、「影響」等の要素に分解して知識を整理できている状態のことです。
そのために、ただ受動的に講義を聞くのではなく、能動的に講義を聞くようにしてください。必要であればメモを取ったり、疑問があれば質問をしたり、頭の中でロジックを組み立てながら理解するようにしてください。
現代社会のあり方を理解することは、受験だけではなく、将来のキャリア形成においてもきっと役に立ちます。社会にあふれる「なぜ?」を探究し、考え抜く土台をこの授業で作っていきましょう。