オンラインシラバス

2021年度シラバストップ > 中Ⅲ年5組 > 理科 > 理科

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
理科
中Ⅲ年5組
週3時間
井上・佐々木

到達目標


【物理】週1時間
・物理法則の本質をつかみ、身近な自然現象の定性的な分析に活用できること。
・実験の目的や背景をきちんと把握し、実験結果に対する深い考察ができること。
・公式を導く過程を理解し、演習問題においては論理的な展開を経て、定量的に予想される結果を正しく算出できること。

<担当者より>
演習問題を解いて正解を出す喜びと達成感を味わうことは大事ですが、公式の暗記と数値代入で出た正解だけに満足していては成績は頭打ちです。たとえ不正解でも、最後の解答に到達するまでの「過程」にこそ、こだそわって欲しいです!理科実験と併せて物理を進めていきます。


【地学】週2時間
・現在の地球の姿だけでなく、その生い立ちや地球を取り巻く環境について学び、
・地球上,および地球内外で起こる多彩な自然現象を、これまで中学理科のさまざまな分野で学んできたことを統合して分析し、自身の言葉で表現できること。

<担当者より>
大気や地球の内部構造などの“身近な”部分だけに留まらず、宇宙の現在の姿から極初期の姿について、一般的な知識の吸収でなく、科学の視点で背景にから迫って検討していきましょう。リアルタイムで「今までの常識」が覆る面白さを味わうことができるかも?

授業の進め方・学習方法


・授業プリントなどを使用し、より効果的な授業を行う。
・映像資料などをWeb上で共有し、授業外での学びを前提とした授業を行う。
・授業中では生徒同士・生徒と教員とのディスカッションに重きを置く。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
<物理>
・位置、速度、加速度
・落体の運動

<地学>
・地球の形と重力・地磁気
・地球の内部
・プレートの運動
・地震と地殻変動
・火山
1学期中間試験
1学期
<物理>
・運動の法則

<地学>
・地表の変化と堆積岩
・地層の観察
・地球環境と生物の変遷
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
<物理>
・仕事と運動エネルギー
・位置エネルギーと力学的エネルギー保存則

<地学>
・大気の構造と運動
2学期中間試験
2学期
<物理>
・オームの法則
・合成抵抗

<地学>
・海洋の構造と運動
・大気と海洋の相互作用
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
<物理>
・電気とエネルギー
・磁場
・電流から受ける力
・ローレンツ力


<地学>
・惑星の運動
・太陽
・恒星の世界
・宇宙と銀河
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
60
他コースよりも定期試験以外の平常点の割合を高く設定しています。
当たり前のことですが、試験直前だけではなく、日々の取り組み(授業)そのものを大切にしましょう。
レポート
0-40
小テストなど
0-40
授業での取り組み状況
0-40

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
未来へ広がるサイエンス
啓林館
啓林館61
系統的に学ぶ中学物理
文理
系統的に学ぶ中学物理 問題集
文理
フォトサイエンス物理図録
数研出版

担当者からのアドバイス


どんな学問にも共通することですが、「物理学」は有史以来年月をかけて人類が育て上げてきたものを学びます。そんな物理学を用いて一つ一つの現象の本質を紐解き、その学問の奥深さに触れてください。物事をどこまでも深く追求しようとする姿勢があれば、この宇宙に存在する万物と私たちの関りについて世界が広がり、「物理は楽しい!」「物理はすごい!」と思えるはずです。

一方、地球や宇宙の歴史のスケールで測ると、その中では人類の歴史など「ほんの一瞬」であり、人類にとって住みやすく素晴らしい環境の現代の地球に私たち居合わせているのは「奇跡」と言ってよいかもしれません。今まで学んだ中学理科全体を活用して、地球上,および地球外で起こる様々な自然現象を理解する楽しさを味わってください。また、人間と環境との関わりについても、先入観にとらわれず、皆さんが培ってきた科学的視点で分析をしながら、正しく向き合って欲しいと考えます。