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2021年度シラバストップ > 高Ⅲ年4組 > 理科 > 物理

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
物理
高Ⅲ年4組
週6時間
必修選択
佐々木史

到達目標


・物理の世界観を理解し、その楽しさを知り、さらなる深み(大学等)を目指す足掛かりをつくる。
・ハイレベルな大学入試問題過去問の良問演習を通じて、各自の志望大学に合格できる応用力を養成する。

授業の進め方・学習方法


・通常授業では各単元の重要事項を扱ったのち、入試頻出標準レベル問題演習とその解説を行う。
・夏休みまでは、ハイレベルな内容については放課後講座や長期休暇中の講座で扱う。
・基本事項の習得は、通常授業の講義と標準問題演習の密度をより高めて、高校2年次よりも早めに進める。
・1学期は基本問題の添削課題を通じ、論理的思考力と併せる形で記述力、表現力の充実に努め、多くの生徒の国公立大学志望ニーズの下支えを行う。
・1学期の終わりまでに電磁気学の大半を扱って、夏休みの物理対策の選択肢を増やす。
・2学期前半は、原子物理の基本と並行して、既習分野のハイレベル演習を経験し、受験物理全体の総括を行う。
・2学期後半はグループワークを利用して、日常的に生徒同士による志望大学過去問演習と研究を共有できる時間をつくる。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
第3編 波(つづき)
 第3章 光
  1.光の性質
  2.レンズと鏡
  3.光の干渉と回折

第4編 電気と磁気
 第1章 電界と電位
  1.静電気
  2、電界
  3.電位
  4.電界の中の物体
  5.コンデンサー

※適宜高2時の内容の復習を取り入れるので、進度は変わる場合がある。
1学期中間試験
1学期
第4編 電気と磁気
 第2章 電流
  1.電流
  2.直流回路

 第3章 電流と磁界
  1.磁界
  2.電流のつくる磁界
  3.電流が磁界から受ける力
  4.ローレンツ力

第4章 電磁誘導と電磁波
  1.電磁誘導の法則
  2.自己誘導と相互誘導

1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第4章 電磁誘導と電磁波
  3.交流
  4.電磁波

第5編 原子
 第1章 電子と光
  1.電子
  2.光の粒子性
  3.物質の波動性
 第2章 原子と原子核
  1.原子の構造
  2.原子核
  3.原子核の崩壊
  4.核反応と各エネルギー
  5.素粒子

2学期中間試験
2学期
総合演習
学年末試験


学期
学習内容
3学期
3学期末試験は実施しない

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
1学期の期末試験と2学期の学年末試験は100分の試験時間を予定している。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
総合物理2
数研出版
物理/315
リードα 物理+物理基礎
数研出版
良問の風
河合出版
入試標準レベル問題集

参考書
書名
著者
出版社
コード
備考
名門の森
河合出版
基礎問題精講
旺文社
物理教室
河合出版
入門問題精講
旺文社
物理の解法研究
漆原 晃
中経出版

担当者からのアドバイス


物理は「考え方」が非常に重要な科目である。「なぜこの法則が成り立つのか」「なぜこの法則を使うのか」が理解できないと、初見の問題に対応できない。先ずは、この「考え方」を授業中に扱う演習問題を通して身に付けてもらいたい。
入試標準レベルの演習は、授業中の例題や「良問の風」などを通して行う。
最難関大を目指す場合には放課後講座等で扱うハイレベルな演習等でトレーニングを積んだのち、過去問にチャレンジ。最難関大ではない場合は、そのまま過去問演習に入って構わない。