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2023年度シラバストップ > 中Ⅱ年1組 > 理科 > 理科2分野

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
理科2分野
中Ⅱ年1組
週2時間

到達目標


第一学期は、動物の体内で行われている営みに関する事項、生物の分類、細胞の構造を学びます。

第二学期は、生殖と遺伝のしくみを学びます。

第三学期は、進化と生態系を学びます。

それぞれの学期で学んだことを論理的に整理し、
身近な生物の活動について、各自が探求できるようになってほしいところです。

授業の進め方・学習方法


文理の教科書を使用して授業を進めます。
定期試験には、授業で扱った事項の他、理科実験で扱ったものも出題されます。
第一学期期末試験以降は、それ以前に学習した範囲も出題されます。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
第3章 動物の世界

第3節 血液の循環と不要物の排出
  
・腎臓の構造
・腎臓のはたらき
・免疫

第4節 動物の分類

第4章 植物でも動物でもない生物
 
第1節 菌類
・カビとキノコ
 
第2節 原生生物
・ゾウリムシのからだ
・原生生物と多細胞生物
 
第3節 原核生物
・真核細胞と原核細胞
・真正細菌と古細菌

<定期試験範囲>
教科書 第3章第3節 腎臓、免疫分野、第4節すべて、第4章すべて、問題集の相当範囲、および理科実験の範囲を含む
1学期中間試験
1学期
第5章 細胞
 
第1節 細胞のつくりとはたらき
・細胞小器官
・細胞分画法
・細胞内共生説

第2節 細胞のふえ方
・分裂組織と幹細胞
・染色体
・体細胞分裂と細胞周期

<定期試験範囲>
教科書 第5章すべて、問題集の相当範囲、および理科実験の範囲、1学期中間試験の範囲を含む
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第6章 生殖と発生

第1節 生殖
・無性生殖
・有性生殖と染色体
・減数分裂
・重複受精と染色体数と核相
・動物の配偶子形成
 
第2節 動物の発生
・発生と卵の種類
・カエルの発生
・ウニの発生


第7章 遺伝
 
第1節 遺伝とそのしくみ
・遺伝と遺伝子
・一遺伝子雑種
・二遺伝子雑種

<定期試験範囲>
教科書 第6章すべて、第7章第1節 遺伝と遺伝子、一遺伝子雑種、二遺伝子雑種 問題集の相当範囲、および理科実験の範囲を含む
2学期中間試験
2学期
第7章 遺伝
 
第1節 遺伝とそのしくみ
・不完全優性と複対立遺伝子
・検定交雑・遺伝子型の推定
・伴性遺伝
・連鎖と組み換え
・染色体地図の作成

第2節 DNAと染色体
・染色体とDNAの構造
・半保存的複製
・アミノ酸とタンパク質
・セントラルドグマのしくみ
・コドン表とアミノ酸配列
・肺炎双球菌
・T2ファージ

<定期試験範囲>
教科書 第7章第1節 不完全優性、複対立遺伝子、検定交雑、伴性遺伝、連鎖と組換え、染色体地図、第2節すべて  問題集の相当範囲、および理科実験の範囲、2学期中間試験の範囲を含む
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
第9章 生物どうしのつながり
 
第1節 生態系
・生態系の概要
・食物連鎖や種間相互作用

第2節 生態系内での物質の循環とエネルギーの移動
・生態系ピラミッド
・炭素と窒素の循環

第3節 生態系の保全
・生態系の保全

第4節 人間の生活と自然
・人間の生活と自然



第8章 生物の進化

第1節 地質時代と生物の移り変わり
・化学進化と細胞内共生説
・地質時代
 
第2節 生物の進化を探る
・示準化石と示相化石
・相似器官と相同器官

第3節 進化はどのようにして起こるか
・適応放散と収束進化
・いろいろな進化論

<定期試験範囲>
教科書 第8章、第9章すべて  問題集の相当範囲、および理科実験の範囲、1年間のすべての範囲を含む
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
「理科」の評価は、
理科第1分野第2分野を合算した点数をもとに算出されます。

「理科実験」の評価は、
「理科」とは別に、レポートの質や実験への取り組み等でつけられます。

これらの評価をもとに、
年度末には「理科」としての成績が算出されます。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
理科 第2分野生物
文理
授業ではこちらを主として使用します。
理科 第2分野生物 問題集
文理
視覚でとらえるフォトサイエンス 生物図録
数研出版
未来へ広がるサイエンス
啓林館

担当者からのアドバイス


かつて「生命力」という不思議な力で信じられていた生物は、今やその仕組みの多くが解明されつつあります。
不思議に見える生物の仕組みを学習し、巧妙なプログラムを知りましょう。
花が咲いていることも、何気なく食べ物を食べて消化していることも、仕組みを知るとそこには思いもよらない綿密な仕組みがあります。深く深く知っていきましょう。