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2023年度シラバストップ > 高Ⅰ年4組 > 理科 > 化学基礎

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
化学基礎
高Ⅰ年4組
週2時間
東郷

到達目標


原子の構造や化学の理論に関する基本的な概念を理解し,反応や法則を暗記に留まることなく考察する能力を養う。また,これらを日常生活や社会と関連付けて学習内容を深化させ,科学的に探究する。

授業の進め方・学習方法


授業は教科書の内容に沿って進めますが,大学入試を意識した発展的な内容も扱います。厚みのある学力を養うためには,授業で学んだ内容を復習することが大切です。必要に応じて学習内容の定着度を小テストで確認します。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
【1編 物質の成り立ち】
2章 原子の構造と元素の周期表
  1節 原子の構造
  2節 電子配置と周期表

3章 化学結合
  1節 イオンとイオン結合
  2節 分子と共有結合
  3節 金属と金属結合  
  4節 物質の分類


※1章 物質の成分と構成元素
  1節 物質の成分
に関しては,実験で扱う予定。


〈試験について〉
周期表の成り立ちと原子との関係性及び各周期の特徴について,自身の言葉で正確に説明できるようにする。また,化学結合の種類やその性質について,暗記に頼ることなく理解する。
1学期中間試験
1学期
【2編 物質の変化】
1章 物質量と化学反応式
  1節 原子量・分子量・式量
  2節 物質量
  3節 溶液の濃度


〈試験について〉
化学反応を考察するうえで重要な物質量molを求められるようにする。ただし,単なる計算に留まることなく,その定義と意義を正確に理解する。また,有効数字を正しく扱えるようにする。
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
【2編 物質の変化】
1章 物質量と化学反応式
  4節 化学反応式とその量的関係


3章 酸化と還元
  1節 酸化と還元
  2節 酸化剤と還元剤  
  3節 金属の酸化還元反応


〈試験について〉
化学反応式を正確に表わしたうえで,その量的関係を,過不足がある場合も含めて考えられるようにする。
酸化還元について,電子の授受や酸化数の変化から,酸化還元反応を明確に説明できるようにする。イオン化傾向に関しては,イオン化列の順序やその反応性の暗記に留まらず,各金属との関係性も含めて理解,説明できるようにする。
2学期中間試験
2学期
【2編 物質の変化】
3章 酸化と還元
  4節 酸化還元反応の応用


〈試験について〉
電池・電気分解について,各極板で起こる化学反応及びその反応が起こる原理を,自分の言葉で正確に説明できるようにする。
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
【2編 物質の変化】
2章 酸と塩基
  1節 酸と塩基
  2節 水素イオン濃度とpH
  3節 中和反応と塩の生成
  4節 中和滴定


〈試験について〉
ブレンステッド及びアレーニウスの定義,酸・塩基の強弱,pHについて,その意味を理解し,自分の言葉で説明できるようにする。中和反応に関しては,実験で扱った器具やその操作方法の意義も含めて理解できるようにする。
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験の結果を主として、授業・実験の取り組みや小テストを加味する。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
化学基礎
東京書籍
リードライトノート
数研出版

担当者からのアドバイス


中学2年時に習った内容をさらに深く掘り下げて化学基礎を演習していきます。単なる暗記ではなく,その原理を深く掘り下げていくことで化学に対する理解は深まっていきます。1年間よろしくお願いします。