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2023年度シラバストップ > 中Ⅱ年1組 > 社会 > 歴史

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
社会
歴史
中Ⅱ年1組
週3時間
高良

到達目標


社会的事象の歴史的な見方・考え方を働かせ、課題を追究したり解決したりする活動を通して、広い視野に立ち、グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力を身に付ける。

(1)日本の歴史と世界の歴史を関連付け、近現代史を中心に、各時代の特色を踏まえて理解するとともに、諸資料から歴史に関する様々な情報を効果的に調べまとめる技能を身に付ける。

(2)歴史に関わる事象の意味や意義、伝統と文化の特色などを、時期や年代、推移、比較、相互の関連や現在とのつながりなどに着目して多面的・多角的に考察したり、歴史に見られる課題を把握し複数の立場や意見を踏まえて公正に選択・判断したりする力、思考・判断したことを説明したり、それらを基に議論したりする力を養う。

(3) 歴史に関わる諸事象について、よりよい社会の実現を視野にそこで見られる課題を、ICT機器などを活用して主体的に追究、解決しようとする態度を身に付け、平和学習を通じて国際協調の精神を養う。

授業の進め方・学習方法


(1)学習内容に関する講義
講義形式となるが、単に板書を書きとるだけではなく、気付いた点や疑問点に関して、積極的にメモを取って欲しい。また、教師からの発問に積極的に答え、疑問があった時はその場で聞いて問題解決してほしい。

(2)個人探究活動、グループディスカッション、プレゼンテーション
授業を聞いただけ(インプット)では定着が図れない。いったん脳に入った知識を書く・話す(アウトプット)ことで整理・定着が図られる。アウトプットにおいては、単なる問題演習や小テストにとどまらず、ディスカッションやディベート、意見論述、ICT危機を活用したプレゼンテーションなどを適宜行う予定である。

授業は、上記、(1)と(2)を繰り返しながら、進めていく。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
前近代の世界
1.ガイダンス
2.各地域の諸文明
3.歴史の扉
1学期中間試験
1学期
近代国家の成立
1.江戸時代の日本と東アジア
2.ヨーロッパのアジア・アメリカ進出
3.市民社会の成立
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
近代化の進展
1.国民国家の形成
2.欧米列強による植民地化と日本の開国
2学期中間試験
2学期
近代化の進展
3.身近な歴史を調べよう
日本の近代化
1.明治政府の誕生
2.東アジアの近代戦争
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
日本の近代化
3.近代化を振り返ろう
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験を基準として評価する。また、授業で学んだことなどを通じて、ICT機器を活用しながら、アクティブラーニングを行う。定期試験以外の成績評価の多くは、上記取り組みや、レポート、小テスト、ノート提出により評価するため、しっかりと臨んでほしい。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
新しい社会 歴史
東京書籍
2 東書 歴史705
明解 歴史総合
帝国書院
46 帝国 歴総-706

担当者からのアドバイス


中学受験をした皆さんにとって、歴史は暗記科目というイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、歴史は単なる暗記科目ではありません。基礎的な歴史的知識を身に付けたうえで、一つ一つの出来事について、その原因や背景を探求していく学問です。その過程で思考することにより、一つ一つの点(出来事)が線(因果関係)へ、そして面(全体理解)へと繋がっていきます。
先生の授業を受けるという姿勢ではなく、みんなで授業を作って行きましょう。積極的な発言や取り組みを期待しています。